2017年12月20日水曜日

環七の平均速度や渋滞時間

何か誰も書かないので。

渋滞は、平日6:30からアップダウンがある場所を中心に始まる。連続してアップダウンがある場所の方が、渋滞しやすい。
大体朝は11時過ぎくらいまで渋滞している。そこから、一時の平穏があって、大体17時くらいからまた渋滞し出す。21時くらいで大体の渋滞が解消する。
平均速度は、制限速度50kmに対して大体60km~90km。
全時間帯平均で65km程度(渋滞時除く)と、いわゆる制限速度+15kmを律儀に守ったような速度で至って安全。
それもその筈で、環七環八は基本的に覆面と白バイが多く、且つオービスも多いので、下手に出す意味はないから、というのが正しい見解だと思う。
 また、渋滞中に停車中の車の横を抜けると思うけど、時間帯によって「分かってる車」の数が違う。朝の方が多い=運転が上手い人は早起き。

ぶっちゃけ環七よりも細い道の方が、余程スピード違反は多い。ただ、捕まえにくいので(路地に入られたらまず捕まらない)嫌がるんだろう。
因みに青梅街道では、朝っぱらに赤色灯を付けず、100kmオーバーでかっ飛ばすパトカーの後を「え、まじでいいの?」と恐る恐る付いていく乗用車の画が見られたりする。

2017年11月24日金曜日

ピレリ スポーツドラゴン 2000キロ走ってみてのレビュー

なんだかんだで2000キロ走りました。
流石に寒くなったので、ワインディングは走っていません。
基本市街地走行のみです。
本格的には暖かくなってからかな。
最初期インプレッションから、スポーツドラゴンの印象は結構変わってます。
比較対象は井上タイヤIRCのRX-01(YZF-R25の純正指定タイヤ)です。
IRC TIRE ROAD WINNER RX-01
インプレはこちら。謎タイヤとか言われることがありますが、ドライ環境ならスポーツドラゴンよりロングツーリング向きだと思います。

ピレリのスポーツドラゴン諸元と最初期のインプレはこれこれ。
https://www.pirelli.com/tyres/en-sg/motorcycle/tyres/sheet/sport-dragon
が、sportdragonのスペックシート(やっと見つけられたモノ)です。
ではインプレを・・・。

乗り始めは恐ろしかった
トゥルントゥルンに滑りました。御陰でヤスリを使って皮むきすることに。
以後は
ごつごつ感がなく、柔らかい印象
やはり柔らかいです。暖まるのは早い
10分くらいでそこそこ熱が入り、路面を喰ってる(グリップしている)感じはします。
これはRX-01には無い感覚。
ブレーキングでも良くグリップして制動距離は短いです。

但し、フルブレーキでは、タイヤのグリップ限度を超えるといきなり破綻するタイプだというのが分かりました。
熱だれなのかもしれないと思いましたが、タイヤを見ても溶けた感じは無く。
一寸溶かしながら走るのが良いのかも、とも思いましたが、熱が入りすぎるとやっぱり熱だれするような記述を見た(amazon)ので、
許容温度が結構狭いタイヤなのかもしれません。

気になるウェット性能は、雨の日に怖い感じも、RX-01に比べると薄くなってます。
なので、RX-01のウェット性能で満足できないなら、これは選択肢になります。
ただ絶対滑らないわけでは無く、やっぱり鉄板やマンホールは滑ります(これは仕方ない)。

乗り心地は良く、コンフォータブルです。
また、やっぱり軽いひらひら感は増します

コーナーは一抹の不安。倒せるけど何かしら抵抗を感じます。
若干滑ってる感じ。
結構浅い段階で、「これ以上倒すと、どうなるか分かってるよね」とタイヤが言ってくる感じがするので、怖くて倒せていません。
RX-01の方が、ドライで熱入ってると任せられます。
スポーツドラゴンは、正直限界点が読めない感じ。
サーキットとか峠で試す人が居れば、そっちの方が信用できるかなと。
アマゾンレビューでは端まで使えるらしいですが、
https://www.webike.net/commu/impre/articleShouhinList/22636382/
だと、やっぱり倒すと滑るみたいですね。

なので、今分かることだけでお勧めできる人は
・基本倒さない(バンクさせない)人 <サイドは結構弱い感じ
・短/中距離ツーリングをする人 <だらだら走るには良いと思います
・雨の日に乗る人 <RX-01より滑らない
・ある程度止まって欲しいけど、ハードなブレーキングはしない人 <いきなり破綻するのは結構びびる
です。

総合すると、「天候に限らずだらだら走る人」ですね・・・だとすると、ライフ短そうな感じも納得できます。
酷使しないなら、路面に食い付いた方が良いじゃないですか。
だらだら走るなら、タイヤ溶かさないので10000キロは持つんじゃないでしょうか。

次もまた履くかと言われると、他のも履いてみたいですね。BT45、GT601とか。
兎に角雨で滑らない、安いタイヤを知りたいんですよね・・・。

書いていて思ったのが、タイヤの用途として、中途半端な舗装で荒い道路を走るために開発されたんじゃないかなと。
そんな道路の国で売るから、安ければ安い方が良い。
酷使しないから(したくても舗装が拙くて出来ない)、柔らかく作れる。
まるでBRICsのために作られたようですね!
このタイヤ、インプレがネット上に少ないので、コメント欄にインプレコメント頂けると参考になります。雨に強いと言われているタイヤ(バイアスでBT45、GT601。ラジアルは高いので・・・)との比較だと、かなり喜びます。

以上、ピレリ スポーツドラゴンの2000キロインプレでした。

2017年11月9日木曜日

シガーソケットを付ける(パナソニックのゴリラナビ用)。あと使い勝手とかのレビュー。

ゴリラナビを手に入れたので、シガーソケットを付けて給電することにした。
シガーソケットは、ニューイング(newing)MC signal DCstation2のシングル
公式サイトを探したが、さっぱり見つからない。
結局購入後にパッケージに書いてあった。
ニューイングの公式はhttps://www.sf-j.co.jp/
何だかなあ。
取り付け方は色んなウェブサイトを見ればすぐに出てくるので割愛として、ハンドル周りへの取り付けは、キジマの品番204-065ハンドルマウントステーでマウントした。
ネジが錆びやすいらしいので、エーゼットの長期防錆オイルも忘れずに。

苦労した点は特になくて、工具としては、カウルを剥がすのに4mmの六角レンチとシートを外す際に8mmの六角スパナが必要。スパナはソケットレンチがやりやすい(ラチェットはついて無くても良いと思う)。
車載工具として
アネックス(ANEX) ベントアップヘッド型オフセットラチェットドライバー ビット9本組 No.429

ホーザン(HOZAN) 板スパナセット 薄型スパナ 5.5×7mm、8×10mm、12×14mmの3本組 板厚2.3mm W-76
を買っておくと色々便利。小さいし、いざというときに使える。
ANEXのno.429は、4mmの六角も+2のドライバーも付いているので、これ1セットでカウル周りのねじ類は外れる。また、HOZANのW-76は、8mmのボルトが外れるし、14mmも外れる。両方ともyzf-r25で使われているサイズ。
バッテリー直で付けたので、外すときはマイナスから、付けるときはプラスからを守る。
この位です。

で、このニューイングのシガーソケット、ヒューズ交換が出来るらしく、交換ヒューズはミニ管ヒューズ10Aを使用して下さいとのこと。また、最大出力120Wで最大電流10A。スマートフォンやナビなら十分。

公式にはふたがシリコンと書いてあるけど、パッケージはゴムって書いてあるんですよねえ。
あと、生活防水仕様を謳っているので、防水性能は実は低そう。まあ、本気だと5000円近くなるはずだから、この位が妥当なのかもしれない。

あと、ankerのpower drive 2
これを買えば、USB給電も出来るので、色々はかどる。

 そう、ナビについて書いてなかった。
買ったのは
パナソニック ポータブルカーナビ ゴリラ CN-G510D 5インチ ワンセグ SSD16GB。
あと、パーキング解除プラグ(値段はどうでも良くて、エレワークス】 パナソニック(Panasonic) サンヨー(SANYO) ゴリラ ミニゴリラ パーキング解除プラグ (ゴールドメッキ)を買いました。自作できるくらいですが、350円で手間を買う感じで)。

で、マウントはRAMマウント
RAM MOUNTS(ラムマウント) アーム部 ショートアーム アルミ 約60mm ブラック RAM-B-201U-A
RAM MOUNTS(ラムマウント) ベース部 U字クランプ φ12~Φ25.4に適合 ブラック RAM-B-231U
RAM MOUNTS(ラムマウント) マウント部 Xグリップ スマートフォン用 テザー付き ブラック RAM-HOL-UN7BU
ラムマウントに関しては、型番で検索してみて下さい。

充電用USBケーブルは
カモンのケーブル。結構癖があって、ちゃんと奥まで差し込んでみるとか、使い込んでみるとか、色々やるとまともになる不思議なケーブル。
カモン 【(COMON)製】USB(A)←→DCジャック(直角/外径:4.0φ/内径:1.7φ)/黒/1.2m【DC-4017A】 
ケーブル自体は太いので、端子の作りかな?

このゴリラナビは防水では無いので、使うときだけ付ける感じ。
これはある意味都合が良くて、そもそもこのシガーソケット、給電中はまったく防水しない。
ankerのシガーソケット-USB変換も防水ではない。
ということは、結局雨が降ったら使えないんです。
なので、RAMマウントのショートアームから上を給電用シガーケーブルと一緒にまるっとジップロックに入れて、家に置いてます。使うときだけ持ち出す感じ。

 使い勝手は、悪いです(笑)。
というのも、車用のナビなので、バイクの速度域でナビってくれないんです。
ゆっくり走れば丁度良いんでしょうけど。
ただ、スマホでgoogle mapsよりも格段に良く(googlemapは・・・本当に簡易ナビです・・・)、
ゴリラナビが壊れるまでは、二度と使わないでしょう。
専用品の良さですね。
使い方のこつとしては、事前に行き先を登録しておくこと、登録地点はフォルダ分けすること、SDカードにオービス情報を入れて読ませること(あまり使えないけど)、使わないときは裏の主電源から切ること(メイン電源が切れていた場合、電池を消耗しない代わりに充電も出来ないので注意)です。
あとは、るるぶの無駄情報を読むくらい、ですかね・・・。

2017年10月25日水曜日

タイヤの皮むき:まとめ。剥いておくに超したことはない!

バイクのタイヤ 皮むきの必要性

何故剥くのか
タイヤが滑るから。それ以上でもそれ以下でもない。

普段倒し込まないんだけど
だからこそやっておくべき。ふと倒し込んだときに私みたいに滑る

何故剥けた状態で売らないのか
コストとバリューの問題だと思う。
製造時に離型剤、見た目や保護のためにワックスを塗った状態で出荷される。それを装着時に剥ぐなら、工賃に上乗せされるだろうし、それを喜ぶユーザはほぼいない(バンクさせないのであれば、慣らしも含めて100km程度の走行で問題なくなるため)。

サイドの皮むきなんて不要!
実際滑りますので、必要です。簡単な実験でも分かります。

タイヤに悪い影響がある!寿命!
パーツクリーナーやガソリン、洗剤ぶっかけるよりマシ。
もっと言うと、街8:峠2みたいな人は、滅多に使わない部分なので、変な話、削りすぎても全く問題ない(とっておく意味ありますか?)し、逆の人は無理したら終了とか本末転倒にも程がある。
大体やすりがけする量なんてたかがしれているし、グリップするまで(本当に)100kmかかるのであれば、ヤスリで減る最大縮小寿命として100kmと考えられる。
100kmで安全が買えるなら、全然悪い話では無い。

センター(中央)はむかなくて良いのか
個人的な見解として、センターは問題ない。雨の日に乗るように、バイクを寝かさないで走ることを心がける。
また、リムとの馴染みをよくするため、また、新しいタイヤになれるための「慣らし運転」は必要なので、 センターをやる意味はほぼ無い。

ヤスリでむくにはどうすれば良いか
1.まずセンターを走行でむく
距離は10~100km。雨の日に乗る感じで。
これで、「普段自分が恐る恐る走っていたらこの位使う」というところが分かる。

2.ゴムヤスリを買う
オリエント マイ・ファイル 竹・皮・ゴムヤスリ 150mm 平 ML1-150がお勧め。ただ、もう少し長い方が削りやすいと思う。amazonで1000円ちょっとで買える。

3.ヤスリがけする
走行で削れたところ以外をヤスリがけし、ツヤを削り取る。
ちょっと走って、タイヤを暖めてからやると削りやすい。 
センタースタンドがあるなら、リアはセンタースタンドをたてて、1速とかで回しながら削るのが早そうだけど、試していない。
電工ならソータイプのサンダーで削ることになるのかな。

走行でむくにはどうすれば良いのか
・雨の日と同じように走る
・「タイヤを揉む」走り方をやって50km位走る(タイヤによる)。
※サイドは定常円旋回(ドリフトじゃない)を、徐々に膝を擦るくらいまで左右やるとサイドも皮むきできる→広い場所があればいいけど、あまり現実的ではない(youtubeでイスラエル人がやってました)

皮むき機とかあったら売れそう
2stレーサーのエンジン始動機https://www.youtube.com/watch?v=JzX8wrB613Q の1:06くらいにあるやつを改造すれば出来そうだけど、必要?電工ならサンダーとか買った方が良さそう。

タイヤの皮むき:ヤスリ最強説

とうとう届いたオリエント マイ・ファイル 竹・皮・ゴムヤスリ 150mm 平 ML1-150
ざざっとヤスリがけをしていくことにしました。
鬼目(大根おろし)のようなパターンの方がゴム用。
どうもゴムは反発力があるので、普通の(平目の)ヤスリだと削りにくいらしい。

気をつけたのは、力を入れないこと。やすりで削り取っていくわけで、削りすぎたくはない。
そこそこ軽い力で、タイヤに対して45度位の角度で左右からかけることに。タイヤが中央の線だとすると、「*」みたいな感じ。
 どこまでやるかと言えば、タイヤ本来の色が見えるまで(日中だと光沢があるところを削り取る感じ)。一緒に大体ヒゲも取れます。

で、削って行ったんですが、なかなか時間はかかります。
大体1本のタイヤ片側(左側) で15~30分。全部やったら2時間。
しかもスポーツドラゴン、サイドに丸いドラゴンマークが付いてて、それがまたヤスリがけを邪魔する。
まあ、先に当たるのはドラゴンマークなので、適当にやりました。

とりあえず、リアの片側だけやってバンクさせ、恐る恐るトルクをかけてみたところ、ちゃんとグリップする。
結構倒し込んでも安心感がある。これがタイヤ本来のグリップ力か、と思います。
誰だ、スリップ対策にならないとか書いたの。
と思って読み直したら、この方は「荒くした」だけで、削り取ってはいないんですね。
ニホンゴムズカシイネ。

私はelf(広島化成)のシンテーゼを履いているのですが、これのグリップ力は半端なく、普通の靴だったら滑るところでも絶対滑りません。
これを使って簡単な実験。
タイヤ中央部(既に100km超走行済み)に脚をかけて、ぎゅっと滑らせてみると、なかなか滑らない、というか絶対滑りません。
これはタイヤのグリップ力と靴のグリップ力があるため。
でも、(ヤスリがけ前の)タイヤサイド部分に脚をかけて、同じように滑らせてみると、思った以上に簡単に滑る。
そこで、やすりがけしてから同じようにやってみると、滑らないんですね、これが。

ということで、タイヤのヤスリがけは、スリップ対策として大変有効です。
今度からタイヤの髭剃りと言うことにしよう。
次の投稿はまとめになります。

2017年10月21日土曜日

タイヤの皮むき:中性洗剤でタイヤを洗ってみるが失敗

前回滑ったので、タイヤのサイドを中性洗剤で洗ってみることにした。
クレンザー+靴用ブラシを方々でお勧めされているが、手元になかったので、中性洗剤とスコッチブライトのお風呂用ブラシでごしごしすることにした。

結果、失敗。

こすり始めてすぐわかったのは、ブラシの長さが長すぎること。
たわしのように、毛足が短くないとうまくこすれない。
タイヤはゴムなので、毛足が長いものでこすっても、こすった分の対価は得られない。
また、中性洗剤、非力である。
原液をかけてこすっても、さっぱり落ちない。
おかげでクレンザーを使う意味は、間違いなくその研磨性にあるとわかった。
兎に角早く削り落としたいんだよね。
そうなると、多少タイヤを痛めようが、クレンザー等のコンパウンド(といっていいのかどうかは別として、そういう研磨剤)が必要になる。
あんまり好きじゃないけど嫌いでもないホワイトベースの二宮さんが、クレンザーを凄く薦めてるけど、家庭にあるものでなんとかするならば、間違いなく選択肢に入ると思う。
生活の知恵だよね。ただ、本業で使っては欲しくないけど(タイヤにいいかどうかと言われると、やっぱり悪いよね)。

ということで、クレンザーを買ってみようかなと思ったけれども、そこはクレンザーだと面白くない。
なので、オリエント マイ・ファイル 竹・皮・ゴムヤスリ 150mm 平 ML1-150 を買うことにした。
このオリエントさん、ガチのヤスリ会社なので、大期待。

2017年10月18日水曜日

タイヤの皮むき。100km走ってもサイドは剥けない

スポーツドラゴンに履き替えて100km行ったので、
もう大丈夫かなと思ってバンクさせたところ、後輪がもってかれました。
一気にリアが滑って、もの凄く焦るという・・・。
アクセル開閉で凌ぎましたが、これは何とかならないものか・・・。
八の字で剥けるかなと思ったけど、検索しているとどうも八の字では難しいらしく、
結局中性洗剤とタワシになりそう。
でも触ってもそんなに何か付いている感じでは無く(サイドは疎水っぽいので、まあ必ず付いているんでしょうけど)、
だからといって所詮中性洗剤。
どこまで落ちるのか・・・。

というか、今回上手く切り抜けられたものの、下手したらハイサイド。
アクセル開閉でグリップとノングリップがはっきり分かった。
直前でhttps://www.youtube.com/watch?v=YR9ZvMwT4Skを見てたのが良かったのかもしれない(苦笑)。
往年の戦闘機に乗っている感覚でいた方が良いのかもしれない。
機体の気分を感じながらフィードバックしていくような。
レシプロエンジンだし。

で、タイヤの皮むきでいろいろ実験する羽目になる。
タイヤの皮むき:中性洗剤でタイヤを洗ってみるが失敗

タイヤの皮むき:ヤスリ最強説 
最後にまとめ
タイヤの皮むき:まとめ。剥いておくに超したことはない!

2017年10月14日土曜日

ピレリ スポーツドラゴン最初期インプレッションpirelli sport dragon!

前回に引き続き。
純正のIRC RX-01からピレリのスポーツドラゴンに履き替えました。
まず目に付くのは、圧倒的なヒゲ。生えすぎだろうと思うくらいの、ヒゲ。
まあ、良いんですけど。
トレッドパターンは、雨の日滑らないようなパターンとは言い難く、本当にこれで大丈夫なのか心配になる。面だけ見れば、RX-01の方が排水性が良さそう(面が少ない)。写真だとよく分からないものですね。
逆にドライグリップは面が広い分良さそうな気がしました。

製造国は噂通りブラジル製。製造年週は1217とのことで、2017年の第一四半期後期位ですね。
中華で無くて一安心?なのと、古いタイヤ履かされる疑惑が無くて安心。

実際に走らせてみてから
交換直後のタイヤなので、おそるおそる走らせてみる。
以下は街乗りで、且つ~50kmの慣らしです。

第一印象は、「軽い」!
腰から下が抜けたような軽さ。単純にRX-01が重すぎるんでしょうね。足首ウェイトを外した直後のあの感じに凄く似た感覚を覚えました。

なので、ハンドリングも「軽い」!
慣らし中なので、全然傾けてはいませんが、RX-01比較で結構上手くラインが取れます。
切り立っておらず、素直に曲がる形には見えなかったんですけどね・・・。
まあ、あくまで街乗り低速域での話と言うことで。

タイヤの剛性感は、「相当柔らかく」感じました。
RX-01はハンドルが取られるというか、タイヤが取られるというか、路面ギャップを半端なく拾って振られる傾向にあったのが、スポーツドラゴンだと上手く吸収してくれている感じ。
あー、これが接地感なのか、と体感しました。
RX-01はドライ環境で、且つ暖めてやらないとタイヤのグリップをしっかりと感じることが出来ませんでした(接地感が無くても滑らないというのは別の意味で凄いと思いますが)が、
スポーツドラゴンはちゃんと路面を喰ってる感じがします。
でもべたついている感じでは無く、しっとりした感じ
(書いてて思いました。こういうタイヤのインプレッションは、乗って初めて理解できますね・・・色んなタイヤのインプレッションを見てぴんとこなかったのが、自分でタイヤを替えてみて色々分かるようになりました)。
慣らしている最中でこれなので、もしかしたら相当寿命が短いかもしれません。

そして「ヒゲ」。
これが減らない。30km位、いわゆるタイヤを「揉む」動作をハサミながら慣らしをやったのですが、後輪は駆動輪なのでまだしも、前輪のヒゲは生えっぱなし。中央部分ももさもさです。
多分、YZF-R25の前輪ブレーキの効きの悪さが減らない原因かなあ。
ただヒゲが残っていると言うことは、タイヤが減ってないということでもあり、何とも言い難いですね。寿命どうなんだろう・・・。
前輪中央のヒゲが無くなったら、慣らし終了で良いんじゃ無いかと思うようになりました。

以上が、ピレリのスポーツドラゴン(慣らし中)のインプレッションでした。
何にしろ、RX-01とは全く違う感じなので、履き替える候補には入ると思います。
安いし(yspだと定価になるので微妙だけど)。

因みに、慣らしの最中に滑ったのは一回だけあって、 信号からのスタート加速で試しに12000回転まで上げたらタイヤが空転したりグリップしたりを繰り返して、シーソー状態になりました。
やっぱり皮むき前はあまり無茶なコトはしない方が良さそうですね。

追記
http://yzf-r25-newbie.blogspot.jp/2017/11/sportdragon-2000km.html
に、2000kmレビューとインプレを書きました。

メンテメモ:12ヶ月点検とタイヤ交換

12ヶ月点検。
相変わらずyspにてやって貰う。

12ヶ月点検 工賃 16200円
値引き -1000円
cr9eスパークプラグ 756円×2
pirelli 110/70-17SPOR'E00675 13176円 工賃2160円
pirelli 140/70-17SPOR'E00677 18036円 工賃2160円
タイヤ値引き -3121円

税込み工賃込みで49123円也。

うーん・・・タイヤの工賃は点検費に込みでやってくれるって言ってたのになあ、と思ったら割引を足したら大体同額。そういうことか・・。

にしてもyspでタイヤを交換すると、いわゆる市販価格になるから高く付く。実勢でピレリのスポーツドラゴンは、前後合わせて15000円位だから、安いところで交換すると2万円で済むのに。
安全とトレードオフと考えれば致し方ないと思うけど、よく知らないyspだと微妙かもしれない。
ysp毎に技術力の差があるし。

スパークプラグ交換はあたりでした。最近懸かりが悪くなっていたセルがすんなりかかるようになりました。

十二ヶ月点検に限らず、点検はやっておいた方が無難。
あと洗車。ユニコンカークリームで拭き上げると、色んなところに目が行くので、錆や傷、チェーンや冷却水などがチェックできる。
冷却水が無くなっていたときは本当に驚きましたよ。青空駐車だと1年で蒸発するみたい。

2017年9月24日日曜日

pirelliのsport dragonを履いてみることにした

RX-01のウェット性能にほとほと愛想が尽きたので、ついにタイヤを替える決心をした。
勧められたのが、BT45、GT601、sport dragonの3種類。
で、レビューも殆ど無く、店も履いたことがないというsport dragonにすることにした。
中国に買われたpirelli様の、謎商品。
公式サイトには出ていないと思いきや、sport-demonのdemonをdragonに変えると出てきた。
出始めの頃はブラジル製とのことだったが、今は不明。
何せ安い。yspで替えても他より6000円安いらしい。
流石に日本公式やアメリカ公式に載っていないもので不安になって調べる。

https://www.pirelli.com/tyres/en-sg/motorcycle/tyres/sheet/sport-dragon

言語設定(en-sgと書かれているところ)を、ja-jpやen-usにしても出てこないので、
pirelli的命名規則のdragonが入るとアジア・パシフィック向けというのは正しいかもしれない。
でもこれをはじめに発見したのはブラジルのウェブサイトなので、多分低所得国向け商品であることは間違いなさそう。

シティドラゴンとかはすぐに見つかるけど、スポーツドラゴンは見つからない。

google翻訳を意訳すると、

description
スポーツ、安全性、テクノロジを日常に
アグレッシブなトレッドデザインがタイヤのスポーティなDNAを強化
最適化された接地面は、より多くのタイヤを設置させることでグリップを増加
コンパウンドとトレッドのデザインの複合効果により高い走行距離を保証
シリカ化合物は、より速いウォームアップを可能にし、濡れた表面のグリップを増加させます

details
プロパティ
配慮された溝の配置とレイアウト
効果
タイヤ中心部と肩部の連続した(progressive)シーランド比
http://tyre.dunlop.co.jp/tyre/products/dictionary/sealandratio.html
実際には
高いウェット性能(水分散性)と、リーン時の接地に貢献

プロパティ
複数の半径プロファイル
効果
クラウンと肩の領域で異なるダイナミックな動作
実際には
より迅速で正確なハンドリング(クラウン)。 高いグリップ(肩)

プロパティ
コンパウンドとトレッドのデザインの微調整
効果
タイヤ摩耗の低減
実際には
長く持続するタイヤ

原文は


Sporty behaviour, safety and technology for your daily challenges

    Aggressive tread design enhancing  tyre sporty dna
    Optimized contact patch increasing  grip by having more rubber to the ground
    High mileage ensured by the combined effect of compound and tread design
    Silica compound allows for faster warm-up and increase grip on wet surfaces
   

SPORTY BEHAVIOUR, SAFETY AND TECHNOLOGY FOR YOUR DAILY CHALLENGES
PROPERTY     EFFECT     IN PRACTICE
Careful grooves placement and layout     Progressive land/sea ratio between tyre central part and shoulders     High water dispersal and more rubber to the ground when leaning
Multiple radius profile     Dinamical behaviour differenciated between crown and shoulder area     Faster and more precise handling (crown ); higher grip (shoulder)
Fine tuning between compound and tread design     Reduced tyre wear     Longer lasting tyre

うーん・・・たしかにレイン性能は高そうだけど、日本(アメリカ)公式に出せない商品というのが凄く引っかかる。
因みにイタリアも無いし「中国にも無い」。
兎に角雨の日は滑りたくない。

見積もりとしては3万切るくらい。年次点検と込みでやって貰うので、工賃はサービス(というか年次点検に含まれる)とのこと。
そうそう、私はこと二輪に関してはディーラーしか使わない「良いお客様」なので、
メンテもパーツ交換も全部yspです。
転んだらdead or aliveなものなので、命を預けられる腕を持っているのはディーラーかなと。
基本的には高く付くけど、下手にいじって死ぬよりマシかな。
インプレッションはまた後日。

2017年9月23日土曜日

メンテメモ:YB-1ドナドナ

ドナドナする前に、全部見て貰おうと思い、yspに持ち込む。
ysp的にはぶっちゃけ廃車にした方が今後のためになるよ、と言われたけど(要は、新しいの買った方が最終的には安く付くくらいボロい)、
長く乗るのかも含めて決めていないので、取り急ぎ何とかなるレベルに持ち上げるために頼み込む。
で、以下でやってくれた。

6ヶ月点検 工賃10800円
シール交換 411円
エアクリーナーエレメント交換 400円
フラッシャー交換 767円
レンズフィッティング交換 65円
エンジンオイル1l 2646円
プラグ交換 540円
タイヤ前後交換(D107F,D107(4P)) ざっくり11000円 工賃ざっくり合計10000円
合計36000円くらい。
他にも色々調整して貰っているので、あと何年かはこの状態+アルファでなんとかする方向で。
そもそもステアリングステムがもう駄目らしく、そこをいじることになったら廃車考えましょう、ということに。
いくらビジバイでも10年という歳月はなかなかしんどいみたい。
まあ、壊れたら持ち込む、みたいなサイクルだったから。
そういえば昔いたずらされたことがあったなあと思い出しました。
yb-1はプラグがむき身のところにあって、まさにエンジンに刺さった状態。にょろりと黒いケーブルが上から覆い被さってるだけ。
いつも通りエンジンかけようとしてキックしたら、かからない。
よく分からないまま30分ほど格闘して、ようやく上記黒いケーブルが抜かれていることに気付くという切なさ。

メンテメモ:オイル交換

 をyspでやってもらった。
オイル交換 YAMALUBE プレミアムシンセティック 2.1リットル 単価2646円 小計5557円
オイルクリーナーエレメント交換 単価1750円 工賃1080円 小計2830円
簡単な点検やサービスもしてくれて、時間は30分くらい。いつもありがとうございます。
パーツ代は公式の価格がまんまですね。

メンテメモ:加速がおかしかったから色々見て貰った

走り出しの際、加速すると急に回転数が上がることがあったので、yspで見て貰った。
相当色々試して貰って、結論としては、エンジンが冷えているときは挙動がダイレクトに出るらしいとのこと。
急加速する回転数は9000~10000回転位じゃないですか?と言われて、そうかも、と思い、同じ症状が出た際に回転数を見たらその通りだった。
チェーン、クラッチを含めた各部点検で3240円也。
水温計が半分になるまでは色々我慢してね、とのこと。暖機は必要よね・・・。

2017年9月18日月曜日

スロットルアシストを買った。これはいいものだ。

キジマのスロットルアシストを購入。
http://www.tk-kijima.co.jp/prokijiP89051_2.htm
理由はツーリングなどではなく、普段乗りを楽にしたいから。
街乗りでも右手の平の手首近くが圧迫されてとにかく痛い。
もちろんハンドルを握り混んでいる気はないけど、stop-and-goを繰り返すと、どうしてもハンドルに体重が乗る。
外乱があるとフロントブレーキをかけるので、やっぱり体重が乗る。
でも左手の方がダメージが少ないのを考えると、アクセル操作で何らかの圧力がかかっていると言うこと。
でも1000円ちょいは高いなあとか、そんなことを思ってました。

感想は、早く着けておけばよかった。
この一言に尽きる。
握らず押す感じで操作できるのは素晴らしい。
ラフアンドロードのものとキジマのものは、ロゴ以外は同じらしいので好みで買うべき。
付け方
https://www.youtube.com/watch?v=-yG2D5T4fSg
ラフアンドロードの動画を見ると凄く簡単に開けてるけど、割れそうで怖くなり、開けながら横からスライドインさせる感じでつけた。

ただ、初心者の時はつけない方がいいと思う。
楽をするなということではなく、自分のポジションが定まらないときに、これをつけるとこれに引っ張られて、いいポジションを見つけられなくなると思う。
あと、スロットルワークを覚えないと、開けっ放しにして危険な目に遭いそう。
特にギアチェンジの際に全閉する癖付けしとかないと、怖そうです。
ブリッピングシフトダウンが出来るなら、問題ないと思います。

雨の日バイクが調子いい?いやライディングポジションなんじゃないかな。

雨の日。
バイク乗りは憂鬱になるのは間違いない。
濡れる。滑る。見えない。
でも雨の日も乗らなければならないので、仕方なしにいつも乗っているのだけれども、この日は違った。
なぜかやけに調子がいい。
いつもよりも音も静か。ギアももたつきがある感じでシフトしない。
まるで整備されたかのような身軽さ(こう書くと、前の点検から整備していないのがバレバレですが)。
検索すると、エアフィルターやキャブに水が影響しているかも、というのが出てきたが、
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1438087564
のように、それっぽい意見もあってなるほど、と感心させられたり。
まあ、信じるにはちょっと厳しいけど(今日だけだと思うので)。
上に書かれているWater Injection Systemは、考え方としてはロマンだけど、違うと思うなあ。
あと、URL出てこないけど、タイヤのグリップが雨で薄くなるからというのもあったけど、
それもあるかもしれない。ただ、今日だけなんだよなあ。
で、行き着いたのがライディングポジション。
雨が降っているから、自然に伏せ気味になる。
YZF-R25は、ミラーからわかるように、uprightなポジションといわれようが、伏せ気味に乗ることが前提のよう。
なので、雨の日に乗って調子がよかった=正しいポジションになっていたのではないか。
晴れた日にそこそこのライディングポジションを学習していて、雨の日に完成、みたいな。
伏せると路面の状況や、フロントの感覚が掴めるというのがなんとなくわかってきたときだけに、この体験は大きいなあ。
今のポジションは、肘をハンドルと同じ位置に持って行って、着座はシートの真ん中くらいで少し後ろ気味。
背筋は伸ばし気味で、腹筋に力が入るような感じ。猫背にはならない。
すとんと座ってハンドルを持ち、そのまま前に倒れ込んで肘の位置をハンドルと平行に持って行くくらい。
高速に乗るときは、着座位置を後ろに持って行き、より伏せてる。

2017年9月14日木曜日

IRC TIRE ROAD WINNER RX-01のインプレッション

YZF-R25純正タイヤであるIRC TIRE ROAD WINNER RX-01のインプレッション。
なんだかんだで10000キロ走ったので、そこそこのものを書けるかも。

ポジティブ
街乗りでのグリップ感
 街乗りする分では全く心配いらないグリップ感がある。ドライグリップは上々。
不安に感じたことは一度も無い。

熱依存が少ない、というかほぼ無い。
 長距離走っても一定した乗り味が持続する。2時間くらい走って、やっとなんか逆にグリップよくなったかなー、くらいの感じ。4時間乗ったら手がしびれてきてそれどころではない。
冬も滑った試しは無い。

減らない
 10000km走っても3mm位は山がある。
追記 中央は1mmしか残ってなかった。ということは10000キロ~12000キロで交換か。

ネガティブ
雨の日は滑る
 ウェットグリップは最悪。ドライグリップとの差が激しすぎる。 数ミリたりとも寝かせたくないくらい。
ツーリング先で雨に降られたりすると落差に衝撃を受けて転倒してしまうレベル。こけてないけど。
おかげで晴れの日も寝かすのが怖くなって、フロント1cm、リア2cmくらいアマリングがある。

路面ギャップを敏感に拾う
 履き替えてないのでタイヤの特性かどうかがわからないけど、多分タイヤが堅くて、路面ギャップをそのまま拾う感じ。左追い抜きでコンクリの部分とアスファルトの部分の段差だったり、アスファルトと白線(!)のギャップも拾ってハンドルが撚れる。なので下手なうちは左側追い抜きをしない方がいいと思う。
路面のギャップを拾う感覚がまた嫌な感じ。前輪は拾ってそのまま滑る感じが凄くする。

素直ではない
 入力に対しての反応が結構遅い。高速度域や加速時に行きたい方向に対してなかなかいけないのは慣れが必要。寝てくれー!と願いながら目をつぶる、みたいなことがままある。

総評
 無茶な?運転をしないなら優等生。でも早く換えたい。
とにかくウェット性能が低すぎて、横断歩道はもとより進行方向に平行な白線にも敏感に「滑る」ので、雨の日乗る人はかなり神経を使うことになると思う。特にリアはズリッといくので、街中で意図的に滑らせて走るようなアレな乗り方をする人で無い限りは、正直乗らない方がいいと思う。
何というか、初心者のためのタイヤとして見れば、まあいいかな。
このタイヤで(そして低速で)色んな怖い経験をして、バイク経験値を積んでください、みたいな。
初心者を脱したら、ドライ環境のタイヤとしてならそんなにネガティブではないので、雨の日乗らないのであれば履き続けてもいいと思う。
ただ雨の日乗るなら絶対履き替えるべき。YB-1より滑るので、そのトゥルントゥルン加減は半端ないです。

2017年6月16日金曜日

バイク用眼鏡をalook(眼鏡市場)で買う

メガネライダーは多い。
近視人口は大体総人口の1/3超らしい。ソースはゲンダイ(ry
その人たちはみんな視力矯正を行っているし、思いつくのはメガネとコンタクトレンズ。
コンタクトはゴミが入ったときに対処のしようが無くなるので、必然的にメガネで乗ることになる。
で、バイク専用の眼鏡を作ってみることにした。
有名なバイク用眼鏡を作っているところは多数あるけれども、兎に角高い。
込み込みで片手持って行かれる額は、私は出したくない。
そこで、メガネ量販店で作ってみることにした。
ヘルメットはフルヘルメット(OGKのrt-33)で、眼鏡屋はalook(眼鏡市場の低価格ライン)
ヘルメットは眼鏡屋さんに持ち込んで、ヘルメットをかぶった状態でメガネを選ぶことにした。

○スポーツ用のフレーム
フレームは柔すぎず(ヘルメットに入らない)、硬すぎず(折れる)のものがいい。且つ、ヘルメットに差す際と圧迫感を考えると、テンプル(つる)は細い方が良い。
メタルフレーム(金属はしなるので実はいい)が最適。また、ずれないようにモダン先(眼鏡の耳に当たるところ)はゴム系が良い。(今回買ったのはウルテム樹脂(ポリエーテルイミド)だけど、これに関しては使ったことが無い素材なので、耐久性は不明(掛け心地は良い)。ウルテム自体がノッチ感度が高いみたいだから、衝撃には弱そう。かな?

となると、いわゆるスポーツタイプ(アスリートとか言われたりする系統)のものがいい。
alookでスポーツラインが売っていたので、これにすることに。眼鏡市場だとi-athleteだけど、これがまた高くて(総額3万くらい)、遊びで買うにしては気が引ける。alookなら込み込みで1万。
他の眼鏡量販メーカーでもスポーツラインを出しているので、それでいいと思う。
下だけフレームレスのやつよりも、本当はフルフレームの方が強いと思う。私は入って適当につかんだ奴だったので、下だけフレームレスのものになった。作り直すならフルフレームになると思う。

○鼻パッドは狭くして、アイポイントは場所を考える
http://glasses.pieces1997.com/wp-content/uploads/2014/11/eye-point.jpg
のように、普通に作ると眼鏡レンズの中心(アイポイント)が、レンズ全体の中心よりやや上に設定される。
昨今鼻眼鏡みたいなかけかたが主流なので、尚更この傾向が強い。
普通にこういった眼鏡をかけると、上目遣いの際には視線がそもそもレンズに入らず(視界にレンズが入らない)、結局顎を上げなければならない羽目になる。
そこで、鼻パッドの間隔を狭めて、眼鏡をかけた際に、眼鏡自体が上に来るようにしてもらう(まっすぐ見ると、視線はレンズの下付近になるようにする)。
この時点で、(はずかしくて)普段はかけられない眼鏡になる。
更に、そこからアイポイントの設定を考える。これは実際ヘルメットをかぶって、どの位上目遣いになるかをやってみることで、
どの辺をメインの焦点位置にするか確かめなければならない。
眼鏡自体は鼻パッドで上に上げているので、上目遣いの時に丁度はまるかもしれないし、はまらないかもしれない。
手前味噌だけど、私はアイポイントを更に上に設定した。5mm~7mm位上。
アイポイントは上の方が良いと思う。まず前傾の時に最適化されること。どうせこのメガネではまっすぐ見ないので、下に設定する意味が無いこと。
問題点は2つあって、普通にめがねをかける場合と違って、アイポイントに対して斜めにみることになるので、視力検査からのレンズ作成で間違いないものは出来にくい(上目遣いでレンズ設定までやったら別)。
また、伏せていない時(上目遣いで無いとき)の見え方は、アイポイントに間違いなく入らないので、にじんだりぼやけたりする。
兎に角、眼鏡の焦点であるアイポイントは、ヘルメットをかぶって理想のライディングポジションに合わせて決める。

●使ってみた
雑感を思いつくままに
これはやばい・・・!初めからこれを作っておけば良かった。
まず眼鏡が視界から外れることが無い。あと眼鏡を視界に入れるために、首で頭を起こしていたのが無くなって、常に前傾でいられる。
メガネの上のフレームが、丁度フルヘルメットのシールド上部と合うように鼻パッドを調節してもらったから。
標準レンズで作ったけど、これで十分。超薄型とかは必要ない。アイポイントを上げているせいで、何にしろ下面は焦点が合いづらいから尚更。
勿論伏せ込んでも問題ない。これでやっとベタ伏せした時に顎を上げなくて済む。
いやに軽いし、モダン先がゴムなのでずれない。常用メガネは普通にずれるのに。
バイクの乗り降り時、メガネの交換が面倒。専用品だからしょうがないんだけど、ルーチンの中に入っていないせいかもたつく。
ライディングポジションが変わったので、筋肉痛始まる。あと首が痛い。姿勢矯正・・・。

最後に
「ヘルメットかぶって合わせて良いですか」と聞いたときの、眼鏡屋店員さんの「お、おう」感といったらもう凄かった。あとは快く(?)対応してくれたので、怖がらずにチャレンジするのも良いと思う。本当に作って良かった。
壊れても1万なので、3年ごとくらいに買い換えるのも良い。贅沢を言わなければ、最低価格の眼鏡でも同じ事は出来るはず。

2017年5月17日水曜日

高速道路は余裕で走る、が飽きる。

この前高速流しました。その際のYZF-R25の感想。
そろそろ遠出したいなあと思って、行きたいところまでの距離を出したら700km。
流石に辛そうだと思ったけれども、とりあえず試してはみたかったので試してみました。

快適とは言えなかった

快適ではないです。90km/hを超えるとだんだん感じ始めます。
要因としては、風。フルカウルでもやっぱり風の影響は免れない。
はためく服が、色んな所に当たって凄く神経質になったりする(これは服装が悪かった)。

でも伏せ込んだら大丈夫

というのも、下道での乗車姿勢で高速に乗った場合の話。
ウインドシールドの中に逃げ込めば、ぬふわを超えても普通に走れます。
法律が許すなら、130~140km/h位での巡航が楽しそう。
その場合、どうしても視線は上目遣いになるので、目が疲れる。
あとメガネを書けているヒトは、上目遣いするためにメガネの工夫は必要

他の要因

ヘルメットのせいだとは思うけど、風切り音が五月蠅い。兎に角五月蠅い。
耳栓は必須。
五月蠅すぎて、エンジン音がさっぱり聞こえず、そういう意味では全く楽しくなかった。
一寸高いけど、お勧めの耳栓は
http://www.korg-kid.com/crescendo/products/situational.html
KORGの耳栓。
http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/128104/
も悪くは無いけど、フルフェイス向きではないかなあ。
耳から一寸飛び出します。
ミラーも微妙。100km/h前後から振動でぶれ出しました。後ろの車がびよびよです。
赤ランプ回されたら気付くか気付かないか微妙なところ。

楽しくはない

高速全般の話になると思う。
速度出せるから楽しいかと思いきや、2時間走ると飽きてきます。
結局速度が速かろうが、ある一定の速度で走っているだけなので、
追い越しの時くらいしかスロットルを捻らない。
伏せ込んでても、ダレてくる。何でこんな姿勢で何時間もいなきゃいけないんだと。
ということで、体力的には全く問題ないけれども、
全く別の理由で長距離を走る気力が完全に失せてしまった。

高速のメリットは、
目的地に早く着ける
飛び出す人や車が居ない
マシンの速度に見合った速度帯を使えるので、警察のご厄介になりにくい
という、誰もが思っている結論でしかなかった。

まとめとしては
YZF-R25で高速道路は余裕で走れるが、長時間乗ると(車種にかかわらず)飽きる
でした。
速度感としては、
耳栓付けてたら(もしくは防音性能の良いヘルメットなら)100km/h巡航がアベレージと考える(お、法定速度ぎりぎりでいいですね)
でしょうかね。
連続乗車はどんなに長くても2時間が限度。
飽きて飽きて、左手で空気つかんで遊んだり、走行中にギア変えてタコメーター上げ下げしたりするくらい飽きましたとさ。

2017年4月12日水曜日

ミラーは伏せたらそこそこ見えるんだよ、という話

YZF-R25のミラーは見難い。
根元の方に自分自身が映り込む。
ミラー内の大体1/3程度が見えない部分になる。
バーハンのネイキッドだったらそんなことはまず無いし、インターネットでミラーの話を見ていると、
とりわけ見難い部類らしい。

 ただ、そんな見難い状態で売るとは思えなかったので、バイクの上でぐりぐりやってみたところ、どうも完全に伏せ込むと、綺麗に後ろまで見えるようで。
・・・伏せ込むような速度で走ることもあるけど、そんなに無いよね・・・。

解決法として、ミラーエクステンションをつける、というのもあるけど、このエクステンションが付いている画像を見ると、なかなかださい。
たった30mmなのに、にょっきり生えているように見える。
安全のためなら仕方ないよね、とも思うんだけど、ねえ・・・。