なんだかんだで2000キロ走りました。
流石に寒くなったので、ワインディングは走っていません。
基本市街地走行のみです。
本格的には暖かくなってからかな。
最初期インプレッションから、スポーツドラゴンの印象は結構変わってます。
比較対象は井上タイヤIRCのRX-01(YZF-R25の純正指定タイヤ)です。
IRC TIRE ROAD WINNER RX-01
インプレはこちら。謎タイヤとか言われることがありますが、ドライ環境ならスポーツドラゴンよりロングツーリング向きだと思います。
ピレリのスポーツドラゴン諸元と最初期のインプレはこれとこれ。
https://www.pirelli.com/tyres/en-sg/motorcycle/tyres/sheet/sport-dragon
が、sportdragonのスペックシート(やっと見つけられたモノ)です。
ではインプレを・・・。
乗り始めは恐ろしかった
トゥルントゥルンに滑りました。御陰でヤスリを使って皮むきすることに。
以後は
ごつごつ感がなく、柔らかい印象
やはり柔らかいです。暖まるのは早い。
10分くらいでそこそこ熱が入り、路面を喰ってる(グリップしている)感じはします。
これはRX-01には無い感覚。
ブレーキングでも良くグリップして制動距離は短いです。
但し、フルブレーキでは、タイヤのグリップ限度を超えるといきなり破綻するタイプだというのが分かりました。
熱だれなのかもしれないと思いましたが、タイヤを見ても溶けた感じは無く。
一寸溶かしながら走るのが良いのかも、とも思いましたが、熱が入りすぎるとやっぱり熱だれするような記述を見た(amazon)ので、
許容温度が結構狭いタイヤなのかもしれません。
気になるウェット性能は、雨の日に怖い感じも、RX-01に比べると薄くなってます。
なので、RX-01のウェット性能で満足できないなら、これは選択肢になります。
ただ絶対滑らないわけでは無く、やっぱり鉄板やマンホールは滑ります(これは仕方ない)。
乗り心地は良く、コンフォータブルです。
また、やっぱり軽い。ひらひら感は増します。
コーナーは一抹の不安。倒せるけど何かしら抵抗を感じます。
若干滑ってる感じ。
結構浅い段階で、「これ以上倒すと、どうなるか分かってるよね」とタイヤが言ってくる感じがするので、怖くて倒せていません。
RX-01の方が、ドライで熱入ってると任せられます。
スポーツドラゴンは、正直限界点が読めない感じ。
サーキットとか峠で試す人が居れば、そっちの方が信用できるかなと。
アマゾンレビューでは端まで使えるらしいですが、
https://www.webike.net/commu/impre/articleShouhinList/22636382/
だと、やっぱり倒すと滑るみたいですね。
なので、今分かることだけでお勧めできる人は
・基本倒さない(バンクさせない)人 <サイドは結構弱い感じ
・短/中距離ツーリングをする人 <だらだら走るには良いと思います
・雨の日に乗る人 <RX-01より滑らない
・ある程度止まって欲しいけど、ハードなブレーキングはしない人 <いきなり破綻するのは結構びびる
です。
総合すると、「天候に限らずだらだら走る人」ですね・・・だとすると、ライフ短そうな感じも納得できます。
酷使しないなら、路面に食い付いた方が良いじゃないですか。
だらだら走るなら、タイヤ溶かさないので10000キロは持つんじゃないでしょうか。
次もまた履くかと言われると、他のも履いてみたいですね。BT45、GT601とか。
兎に角雨で滑らない、安いタイヤを知りたいんですよね・・・。
書いていて思ったのが、タイヤの用途として、中途半端な舗装で荒い道路を走るために開発されたんじゃないかなと。
そんな道路の国で売るから、安ければ安い方が良い。
酷使しないから(したくても舗装が拙くて出来ない)、柔らかく作れる。
まるでBRICsのために作られたようですね!
このタイヤ、インプレがネット上に少ないので、コメント欄にインプレコメント頂けると参考になります。雨に強いと言われているタイヤ(バイアスでBT45、GT601。ラジアルは高いので・・・)との比較だと、かなり喜びます。
以上、ピレリ スポーツドラゴンの2000キロインプレでした。
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