https://mihiro.sakura.ne.jp/shimoken/yzf-r25-004.htm
に載ってるので、これを参考にアンダーカウルを外して、
AZのラバーペイントZEQUEで塗ってみることにした。
上のURLで、赤でくくってある部分。
他社製と比べて兎に角安く、若干不安になるが、メーカーは安心のAZ。
ここの長期防錆オイルは非常に優秀。
塗り忘れさえ無ければ絶対錆びない。
前は更に安かったけど、今はベースカラーが400円くらいで、多色は550円くらい。
初めてのスプレー塗りなので、結構ドキドキ。
結果としては成功だったので、以下書いていこうと思う。
まず下地を整えるために、剥いだカウルをパーツクリーナーで脱脂する。
脱脂の際はきちんとパーツクリーナーを残さないようにすること。
アンダーカウルの剥ぎ方で注意点は、
・3本のネジのみ外す(4mmの六角レンチ)
・爪は中段に2つあるが、最上段にもある。
・爪でも止まっているので、斜め下前方方向にずらし引くと取れるが、最下段のネジが止まっていたところが厄介。ずらせば取れるが、上手く噛んでる。逆に取り付けの際も、内側に巻き込まないようにしないと傷が付く
脱脂したら塗装。今回はマットブラックと変幻色(ゴールドレッドパープル)で塗装した。
ラバーペイントでの注意点は、
・床の養生は、出来れば一枚の大きな何かで。コピー用紙だと隙間から床が汚れる。
・1度塗り目、まずはごく薄く吹くこと。これはカウルとの距離を30cm以上取れば解決する。
・スプレーのノズルは一杯一杯押すこと。薄く吹こうとして緩めると、ダマが落ちることになる。
・濡れた感じが無くなれば、乾燥したと見なす。いつまで経っても濡れた感じの見た目だと、それは厚く吹きすぎたということ。
・吹きすぎてもとにかく乾燥するまで待つこと。ダマになったように見えるところも、重ね塗りの過程でいつの間にか気にならなくなる。ゴムだから?
・都合5度塗り(黒3変幻2)、1時間で施工完了。ゴムの厚さは0.1mm程度になる。
最後の塗りが乾いたら、カウルの取り付け。
注意点は
・最下段前方のねじ穴が付いているところを内側に巻き込まないこと。
・最下段のはめ込みは、何となくはまる。
・中段の爪をまず取り付け、その上で最上段の爪(ネジ近く)を付ける。 最上段の爪がなかなか付かなかったりする。
感想としては、見た目は良好で、素人が吹いたようには全く見えない。ラッカースプレーで吹きました、みたいな安っぽさは無い。多分ゴムだから馴染み良いんだろうと思う。
変幻色は、角度で黒~紫に見えた(けしてゴールドやレッドには見えない)。キックアス仕様にするならアリかもしれないけど、こすれるところにはあまり使いたくない感じはする。
因みに、黒2変幻色2の計4本買ったけど、使ったのは一本ずつで、且つ半分以上余った。
あと、ガリ傷を付けてみたけど塗膜は弱い(簡単に剥がれるのが売りだからしょうが無いけど)ので、こすれるところに使うとすぐに駄目になるだろう。
また剥がれたら追記する予定。
追記
どうもzequeの耐久性はあまりよろしく無さそうだ。
極低速の際に、足を下げて運転する癖があるんだけど、丁度膝が塗装面に当たる。
今日見たらガリ傷みたいな感じで剥げていた。
5日もったということで・・・。
zequeは、滅多に触らない、もしくは簡単に着脱できる等、塗り直しが苦じゃないものを塗装するなら良いと思う。
なので、小物には丁度良いと思う。
あと、色々調べてラバーペイントの耐久性比較をしたところ、恐らく以下の順位になるだろうというのが分かった。
プラスティディップ>>>マジックディップ>>>越えられない壁>>>zeque
プラスティディップは公称3~5年耐久で、トップコートを使えば更に倍程度伸びる。
マジックディップは1~2年耐久で、トップコートありで3~5年。
zequeは3ヶ月から半年。恐らくs designのラバースプレーも同じ感じだろう。
ということは、zequeで塗った上に、プラスティディップのトップコートを塗れば・・・?
以下amazonのハイグロストップコートの商品説明
プラスティディップ ハイグロス トップコートには新しいレベルのグロス(艶)と透明度があります。ハイグロス トップコートはプラスティディップ塗装仕上げの上に使用し、パール顔料との使用や艶のためのトップコートの使用に最適。 プラスティディップは、通常のグロスファイヤーよりもっと硬く耐久性のある仕上げのためにハイグロス トップコートを開発しました。この新しい科学構成はスタンダードのプラスティディップより堅く、そして傷への耐久性にも優れている。 ハイグロス トップコートをスプレーするには通常のプラスティディップよりも精細さと技術が要ります。状態の良いベースコートの上に塗ってください。トップコートの吹き付けの各通りが50%重なる形で塗っていきます。均一に表面が濡れているような状態がキープ出来ればムラのない艶が実現できます。面積が大きくなればなるほど、難しくなります。多少の練習が必要になります。 可能な限り温度と湿度を安定させてください。急激な変化によって乾燥中のトップコートが変化したり、くもったりする可能性があります。室内にて塗装の場合、トップコートが完全に乾くまで外に出さないでください。要は、硬いが施工は難しい、ということらしい。
今度買ってみよう・・・。
追記
プラスティディップのツヤありトップコートである、グロスファィアー(GLOSSIFIER)を、
zequeラバースプレーのトップコートとして吹いてみた。
プラスティディップの特徴としては、
・塗膜が厚い。zequeの倍はある。
・マスキングは吹いてすぐに剥がさないと、すぐに硬化し出すので、溶剤が無いなら吹いてマスキングを剥いで乾燥、またマスキングする、という工程になる。
youtubeにマスキングの剥ぎ方が載っているので、それを参照した方が良い。
https://www.youtube.com/watch?v=Tv-5PHp1qQ4
・規定では、トップコートは2度吹きらしい
・耐久性は3~5年。3ヶ月のzequeとは大違い。ただ、値段は6倍。
・アメリカ本国だと、なんと1本5.5ドル。ドル120円でも660円。輸入業者ぼったくりすぎ。
・プラスティディップ本舗https://store.shopping.yahoo.co.jp/plastidipcom/がそれでも国内なら安かった。
・手間かかるけど、本気で塗るならスプレーガンと薄め液で、缶を買った方が色々安上がり。スプレー缶は、50%で薄めてあるらしい(付属の説明書曰く)。
amazon.com(co.jpではない)から直輸入すればかなり安く上がる。
AZ zequeラバースプレーの耐久性や評価
総評としては、塗膜は弱いが使い道はある、と言うところでしょうか。
力を入れてこすったりする(擦れたりも含めて)所には全く向かない。
というか、ラバースプレー自体がどうしても擦れることに弱いので、どんなに強いと言っても
経年的に擦れるところだと摩耗していく。
なので、
zequeラバースプレーを下地にして、プラスティディップでトップコート
というのが一番綺麗にラバーのみで仕上がる。
未だやってないけど、多分フィルムスプレーでトップコートするのもアリだと思う。
追記
アンダーカウルを塗装して半月。
脚が当たるところよりも下を塗装し直した。
もう慣れたモノ。生乾きでささっと処理する。
問題点が見えてきた。埃が兎に角付着する。
そしてそれが取れない。
多分これはアンダーカウルのように、 地面に近いことが問題。
道路から油分を含んだ埃を巻き上げるから、その油分がゴム塗料塗膜を侵して付着しっぱなしになる。
テールカバーも塗装したけれど、そっちは埃の付着も無く綺麗だったりする。
テールカバーはここのこと。
https://minkara.carview.co.jp/userid/759213/car/2009561/3676421/note.aspx
あと溶剤に弱すぎる。うっかりユニコンカークリームをぽたりとしてしまったところ、
面白いように溶けた。
逆に、剥げ残った塗装は簡単にクリーニングできるということ。
ユニコンカークリームで拭き上げれば良い。
因みに、溶けたところは一応洗ってから再塗装した(埃ごと再塗装)ら、隠蔽力は半端なくて、まあ綺麗に塗ることが出来た。
追記
灰皿(スチール製)を塗装したところ、1ヶ月以上保ってくれた。
たばこの火元を押しつけられ、こすられまくってこれなので、爪を立てるような、鋭利な何かで擦らない限りは結構いけるのではないか。
しかも、以外に耐熱性もある事が分かったので、実験としては満足。
剥げたところは、周りは剥がさずにそのまま再塗装したら、やっぱり馴染むのね。問題なく塗装できた。
ただ、剥離面との継ぎ目は一寸盛り上がったので、段差を慣らして塗装する方が良いと思う。
追記
夏場にゴムスプレーなんて使う物じゃ無いというのが分かった。
乾燥が早すぎて、マスキングテープが綺麗に取れずに汚くなる。
綺麗に剥がすには溶剤を使えば良いのだけれども、溶剤を買おうという気もしない。
というか、乾燥が早いと言うのに気付くのはマスクを剥がす際なのでげんなりして結局汚いままにするか、全部剥がすかの二択になる。
太陽の下だと、乾燥に5分もかからないので、溶剤を使わずやり遂げるならば、手早く吹いて、マスキングを剥がしてを繰り返す羽目になる。
溶剤を使わずのベストなタイミングは、恐らく4~6月くらいか、10~11月くらいの、いわゆる「バイクに乗るのが心地良い位」の気候みたい。
追記
灰皿に塗ったラバースプレーは、なんと1年保ってしまった。ただし、相当剥ぎにくくなっていた。
こうなったら剥ぐと言うより溶かす方が現実的な位だと思う。
追記
上塗りについて。6回×3塗り重ねることによって、ちょっと引っ掻いたくらいでははげない塗膜を形成できた。
逆にその位塗り重ねないと、ひっかき傷にはすこぶる弱い。
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