そう、こんなに速いバイクに乗るつもりは無かったんです。
むしろぼくは遅いバイクに乗った方が幸せになったに違いない。
ただ、遅いバイクは得てして車重があったり(教習所で思った。重いバイクは倒したら起こせない・・・!)、オフロードだったり(オフに乗るなら華麗に
ジャックナイフとウィリーが出来なければならない。じゃなければ価値は無いと言われた)で、選択肢から外れていったんです。
更に、長く乗りたいから出物が多い(沢山売れているもの)がいい、とか条件をプラスしていった先にあったのが、YZF-R25。
ひねったらすっ飛んでいくし、やけに効くエンジンブレーキ。
腰でひらひら曲がる車体なのに、手押しだと取り回ししづらい(SSなら仕方ない・・・?)。
扱いやすい、が、扱いにくいこの不思議なバイク。
不思議さは重要だと思います。
何というか、興味が湧く挙動、みたいな。
エンジンもギアによって多彩な音を出してくれる。出来れば少し控えめの方が良いけど。
お陰で乗っていて楽しい。凄く楽しい。
バイクに乗る楽しさとは、こういうものなんだ、というのがなんとなく分かりました。
原付では、いくらミッションでも分からなかったことです。
でも大型に乗ろうという気にはさっぱりならないんですよね。
何でだろう。
追記
乗れるようになってきたら、感想が違ってきました。
たしかに下はないけどコントロールすれば十二分な加速性能、よく効くエンジンブレーキ、その反面効かないフロントブレーキは、初心者向けにチューニングされてる気がそこはかとなくしてきました。
単純にがば開けしてもフロントが浮くことはないし、効きづらいフロントブレーキは握りごけのリスクが減る。
エンジンブレーキは、街乗りでの低速走行時に外乱を受けた際、とっさのカバーに役立つ。
これをベースにして、乗れる人はカスタムすればいいし、満足できるならこのままでもいい。
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