2021年9月8日水曜日

synthese14(El014)を履き潰すビフォーアフター

 もう4足目になるシンテーゼ14。
メーカー的にはリネームして、EL014となったみたい。新作のELS017も気になるけど、未だ高いので買っていない。

今回は、せっかく4足目を買ったので、履き潰したものとの比較画像を出そうと思う。
350日以上、それこそ雨の日も風の日も履いて、バイクに乗らない時も履いたもの。
最終的には、長靴性能が無くなった(つま先から浸水しだした)ので、買い換えというところ。

1枚目。

synthese14 EL014正面

履き潰した方は、不思議と外見ではつま先部分に穴が開いているようには見えない。ベルクロが摩擦で削り取られている。あと、がばがばになっている。

2枚目。

synthese14 EL014横1

ソールの接着部分が剥離しているように見えるが、剥離はしていない。

3枚目。

synthese14 el014横2


ソールが潰れてしわが出来ているのと、くるぶしのプロテクターが削れている。これは事故では無く、経年です。
つま先に穴が開いているように見えるが、実際は開いていない。ただ、微細に空いている可能性は大(浸水しているので)。

4枚目。

synthese14 el014裏面


ほぼほぼディティールは削り取られている。つま先、かかとは顕著。ヒール部分と足踏まずは、ステップで削れた跡が見える。

まるでタイヤの摩耗を観ているようで面白い。
浅い溝は無くなっているが、対スリップという面ではまだ安心できるレベルだった。

尚、ミューファン(抗菌インソール)は優秀で、嫌な臭いは全くと言って良いほど無かった。

ここまで頑張るのに、期間にして1年半、日数で350日履き続けた。
年間100日しか走らないなら(履かないなら)3年もつということ。
※ただ3年以上はおすすめしない。防水機構が多孔質PUとのことで、恐らくポリウレタン劣化が始まる。
兎に角透湿防水システムのZONDAが凄い。勿論長靴と一緒で、かかとを越えると物理的に入ってくるんだけど、越えなければ本当に長靴。むしろ長靴代わりに使った位長靴。
ELS17が安くなるまでは履き続けるかなあ。

2021年4月9日金曜日

1泊2日東京大阪弾丸ロングツーリングして分かった、YZF-R25でロンツーするために本当に必要なもの。bullet-touring-with-yzf-r25

 約1400kmを2日で走った際の感想と、その際感じた本当に必要なものを記録しておく。

行程、感想、所感、必要な物の順で記載する。

行程
まず今回は、東京から大阪まで出る予定だったのが、急遽徳島まで行くことになり、googlemap上で片道8時間、ナビ上で10時間30分のロングツーリングになった。しかも日帰りもしくは1泊2日(結局1泊2日になった)。ルートはいわゆるE1Aルートと呼ばれるもので大阪まで向かい、神戸で徳島となる、東名>新東名>伊勢湾岸道路>名古屋神戸>新名神>名神>西宮>神戸>第二神明>神戸淡路鳴門自動車道。

 感想
低排気量バイクで高速が辛いといってる奴は、乗ったこと無い奴か、よっぽど運転が下手か、高速走行に向いてないバイクに乗ってる奴だということが分かった位、快適だった。本当にこれを言ってる奴は泣いて土下座した方が良い。
前の感想にも書いたが、どうしても飽きることがあるので、そこの対処法さえ考えれば全く問題ない。
また、余程変なくじを引かなければ、首都高よりも断然快適に走れる。大体2車線はあるので、煽ってくるようなら走行車線で一旦減速して千切れば良い(所謂スポーツカー乗りで粘着煽りする人はあまり居ないと思う。自分の車のポテンシャルを知っているので。ただBMW乗りは別。)。相手がいわゆる乗用車なら、250ccでも千切れるぞ。

所感

  • 橋の継ぎ目の金属部分はヤバい。伊勢湾岸道路とか鳴門大橋の継ぎ目はグリップしないので、100km以下で走行しないと滑って飛ぶ。小さなつなぎ目はそうでもない。
  • 風もヤバい。伊勢湾岸道路の横風で大分体力を削られた。
  • トラックをパスし続けるため、3車線あっても結局一番左の車線は使わない。
  • 筋肉痛は、立てないとかそういうものではないが、やっぱりそこそこはある。 風に対して抵抗するので、それはね。
  • 筋肉痛の流れとして、股関節内側>内太もも>腰>上腕三頭筋>肩の順番。くるぶしグリップから(痛くなったので)ニーグリップに移行して、と、どんどん負荷がかかる場所が変わっていったのが分かる。因みに行きは内太ももまで、帰りは肩までといったところ。
  • 疲れたらタンクに体をベタ付け。ただ視界が悪くなるのでほどほどに。
  • 片道8時間は絶対無理。片道10時間30はかかりすぎ。食事休憩込みで9時間30分位。 
  • 120km/h程度での巡航が一番楽。新東名は気兼ねなく走れる最高の場所。
  • 給油ポイントで必ず下り、5分で良いから休憩する。それだけで全然違う。
  • 2メモリ減ったら給油すると精神衛生上丁度良い(5~6L位)。
  •  燃費は26km/Lだった
  • ライディングポジションは崩してもいい。たまに足ぶらぶらさせたりすると、足が動かなくなるのを防げる。
  • 元気がなくなるとシフトアップダウンが出来なくなる
  • カウルから体を出すともってかれるので、気安くヤエーしようとか思わないこと(相手が居ないか)。何にしろカウル最高。新型だともっとこの傾向が強いのでは。
  • メットとスクリーンが虫だらけになる。
  • ナビがバグって変なところで下りたが、まあ大丈夫だった。 
  • バックステップは最終的に疲れた。行きは良かったが帰りは駄目だった。くるぶしグリップ出来てた頃は超快適だったが、下半身で支えられなくなってくると、かかとでステップを踏んでる始末。
  • 新東名の50km/h規制はよく分からない。誰も守っていないし。パトカーはガン無視で走って行ったけど・・・。
  • オービスや覆面は見つけやすい。緊張感の違いか。
  • 走行車線で煽られたと思ったらPAかSAに入る。遠い場合は、4速70km/h位まで落として、緊急脱出。乗用車なら十分千切れる。
  • 少しでも変な感じがしたトラックが前方にいるなら、迷わずパスする。変な感じというのは、積載物が不安定だったり、タープがはためいていたり。落下物で死ぬのは勘弁。
  • 静岡が長いとかより淡路島が長い。あそこは精神削られる。 
  • リュックサックは絶対駄目。駄目絶対。
  • 多分雨の日は無理。理由は朝走って体温削られまくった(鼻水ずるずる)ので。よっぽどいいグローブとレインウェアがあればワンチャン?

本当に必要なもの
いよいよ本題。もう他のまとめみたいに、免許証とか雨具とか、そんなことは言わない。本当に必要な物を並べていく。必要度順ではないことに注意。

  • スロットルアシスト。何時間も握ってられるわけ無いじゃん?靴べらみたいなもので1000円位で買える。ラフ&ロードのを5年前に買ったが、本領発揮はここだった。
  • ライディングジャケット。高速だけのために、オーバーサイズを1枚買って、普段着の上に着てもいい。兎に角服が風ではためくと、体力と気力をそがれる。逆にライディングパンツは要らない。
  • シガーソケット。要は電源を取れること。ナビやらスマホやらカメラやらに給電する事が出来るようにしておかないと、酷い目に遭う、かもしれない。基本は後述との組み合わせに使用。ニューイングのものがおすすめ。
  • ミュージックプレーヤーと有線イヤホン。運転に飽きて集中力が無くなるのを防ぐ。スマホでも良いし,ナビでもいいので音楽を垂れ流せるものを。無線式だと充電が必要なので、敢えて有線で。耳掛け式のイヤホンをへヘルメットの隙間からぶち込めば、道交法的にも問題ない(耳を塞ぐのがNG)。因みに高速は風と走行音が五月蠅すぎるので、別途耳栓があっても良いかもしれない。

あったほうがよかったもの
あったら(知ってたら)絶対使っていたもの。無知は罪よ・・・。

  • キドニーベルト。腎臓ベルトとかでも呼ばれている。キドニーサポート以外にも、腰の不快な痛みを軽減してくれたり、腹巻き代わりに(実際風がおなかに入ってきて下した)使える。これがあったら絶対もっと楽だった。バイク用ので3000~6000円、最悪医療用コルセットでも全然問題ないと思う。
  • 骨盤ベルト。キドニーベルトで内臓を固定して、骨盤ベルトで骨盤を固定すれば、変な痛みは無かっただろうと思う。
  • 筋トレ。特に下半身。スクワット頑張ろう。

使って便利だったもの
ここからは、単純に持っていて便利だったりしたもの。人それぞれライン

  • Zero Gravityのダブルバブル ウインドシールド。純正よりも体を立てられる。
  • OGKkabutoのRT-33。風洞実験されたものなら何でも良いと思う。効果の実感は、走ってる際に横向いてみればどれだけ助けられてるか分かる。
  • タンクパッド(滑り止め)。極力力を入れずに固定出来る。
  • イガヤのキャンプツーリングシートバッグ。拡張していない状態なら車幅で追い抜き出来る。お土産もたくさん入る。 

思いついたら追記予定。